第二章

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学園長?「教科書とかはこちら側が用意するから、あなた達は魔法を使う媒体の指輪や杖だけを用意してね。」 カイン「…待て、魔法使うのに媒体というのが必要なのか?」 少し目を見開き言った。前にカインが魔法を使った時はただ詠唱のみだった。媒体は必要無い。そう思っていたからカインは驚いている。 学園長?「必要に決まってるじゃない、媒体なしで魔法使える人なんかいないわよ。」 何言ってんのよ。みたいな感じで言う学園長らしき人。 カイン「…普通に使えるんだが。」 学園長?「え?」 今度は学園長らしき人が驚く番。媒体無しで使える人はいないと言った矢先、目の前に使える人がいるんだから驚かない訳がない。 学園長?「嘘よね!?本当に使えるの!?」
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