第二章

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ラミ「むぅ…、絶対ですよ?絶対待ってて下さいよ!」 カイン「…ああ、分かったから早く行ってこい。」 カインの言葉で服屋に走っていくラミを、ベンチで横になりながらみるカイン。 カイン「…ここは気持ちが良い、少し昼寝でもするか。」 腕を枕にして目を瞑る。周りからカインに視線が送られているが、恐怖の念ではない。今日出掛ける時にラミが黒い手袋とカラコンを渡してきて、それをつけている。 そうすると普通の人と区別がつかなくなる。そのため容姿の良いカインには必然的に女性の黄色い視線が降り注ぐ。 男性からは殺気が送られているが。
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