第二章

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カイン「…一応聞くが……今日も家に来るのか?」 本当に嫌そうな感じを全く隠さずに言う。 ラミ「当たり前じゃないですか。」 同じ質問を何回も聞き、返すのが面倒になったからなのか少し無愛想な感じで言う。 カイン「…お前は真っ直ぐ家に帰れ、時間を言えばちゃんと行くから心配するな。」 ラミ「家に帰んなくても大丈夫ですから帰りません。」 最後にボソッと「カインさんともっといたいから、なんて言えませんよぉ」なんて顔を赤らめて言っているラミを、聞き取れなかったカインが変なものをみるような目で見る。
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