第三章

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カインの家の魔法陣が発動してすぐ、街の近くの茂みにある魔法陣が光り出した。光りが消えると魔法陣の上にカインとラミが立っていた。 ラミ「いやぁ、やっぱり魔法陣は楽ですね。」 カイン「…お前は何もやっていないだろ。」 うんうんと頷いているラミにダルそうなカインが言う。 ラミ「さっ、行きましょー。」 カイン「…本当に面倒臭い奴だ。」 カインの声が聞こえていないのか、聞いていないのか定かではないが勝手に歩いていく。カインも溜め息を吐きながら歩き出す。
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