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くぁ!っと振り向きざまに威嚇をし、少し涎がたれてしまった。
ズズッ
「な、なによ!」
彼は、一年年下の部活の後輩。
宮部 蘭多ーミヤベ ランター
「なんか、先輩に会いたいって俺の友達がいるから…♪」
「ふぅん…」
美哉は蘭多をじとーっと見れば、フンっと鼻を鳴らし顔を背ける。
「で!その蘭多の友人Aとはだれかヤ??」
蘭多を指差してとても偉そうに言う。
「あれ?そこにいないか??」
「…。」
キョロキョロと蘭多は辺りを見渡し、可愛らしく首を傾げる。
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