ー宮原 美哉ー

2/10
前へ
/11ページ
次へ
『 「泣くなよ・・・」 小唄が泣いてるあたしの 涙を指で優しく拭ってくれる。 でも、いくら拭ってくれても・・ 涙は枯れない。 「俺には・・・ 俺は、お前を幸せにできる資格がない。 自信・・・もない」 そう、あたしは幼なじみの小唄に 告白したの。 「ッ・・うん・」 涙が次から次へと溢れて、止まること知らない。 .
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加