第2話『甘辛スパイス』

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    苺が走ってきた先は中庭だった―…。     苺「…っ」     苺は知らずに涙がでていた。 人の気持ちもしらないで、いわれた言葉がつらかったから。     苺「はぁ―…。」     落ち着いて考えてみると、ちょっといいすぎたかなぁと思っていた。     すると―…     後ろから成華がきて。    成華「あの…さつきはごめん。」     苺「私こそ、ごめんなさい。あんなこといって…」     成華「これ…お弁当のかわりにはならないかもしれないけど…」     そういって、パンがいっぱい入った袋を苺に差し出した。   苺「私に?ありがとう!!成華くんは優しいんだね」     苺が笑顔でいうと…    
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