◆続編◆

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メンバーはそれぞれ自宅に帰っていった。 R「ふう…」 部屋のドアを無造作に閉めるとベッドに仰向けに倒れた。 あ、お日様の匂いがする。布団干してくれたんだな… ここまで頑張れたのも、受験を決意してやり遂げたのも、周りの人間のおかげなんだな… いままで引き込もって一人が言いなんて思っていたのに、今はこんなにもの人に支えられ、感謝しているなんて… 結果なんてどうでもいい。 この人間関係を築けたのが最大の幸せだ。 天井の模様を目でなぞりながら、幸せに頬を緩めていた。 後悔はしていない。 それでいい。 合格発表は明後日だ。
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