知らない世界と学園と

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「誰だろ?つーかこれ出ないといけないのかな?」 再びチャイムが鳴る。 「どーしようかな」 そしてまた鳴り響き、雅樹は少し無視してみるが、今度はドアを殴るような音が。 「うわっ、怖っ。はーい今でまーす……どなたですか~」 「やぁ、やっと起きた?」 「あ、うん」 (さっきの娘だよな……たしか) 「どーしたの?」 「どーしたのって、キミなんでこんなに落ち着いてるの?」 「う~ん、なんでだろうね。まぁ色々ありすぎて慣れちゃったのかな」 「ふ~ん、まぁいいわ。とりあえず学園長室行くわよ」 「なんで?」 「なんでって、キミが此処に入学するためよ?」 「へ?」 「いいから行くわよ」
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