知らない世界と学園と

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「…あ!終わった?」 扉の前には由香が待っていた。 「あぁ、終わったよ。…でさ、聞きたいんだけど魔武器とか基本属性ってなんなの?」 「それについては移動しながら話すわ」 「わかった」 歩き出した二人。 さっきとは違う道を歩いているのだが、全体が広いのでなにがなんだか全くわからない。 「そういえば、さっき何を聞かれたの?」 「ん?まぁこの世界についてやこれからについてかな」 「へぇ~、そうなの。ってキミこの世界の歴史知らないの?」 「あぁ、なんせさっきこの世界に来たばっかりだからね」 「ふ~ん」 「驚かないんだね」 「私も慣れちゃったのよ」 「俺のせいかな?」 「う~ん、そうかもね」
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