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そう、雅樹が精製したのは双剣。
だが前に手にした双剣とは違い、よく見ると刃が少し長く、柄の部分には凹凸があり両剣にもなるようになっている。
「雅樹、キミって人は」
「……ん?どうしたの由香?」
「どうしたのってキミね、特殊すぎよ?属性は無だし、魔武器は双剣と両剣ってどちらか片方はいるけど両方はいないのよ?それにね……」
「なんかすいません。(でもあの双剣の方がしっくりきたんだよなぁ)」
そんなことを考えていると、由香は雅樹の顔を睨んでいる。
「まぁさぁーき~?話聞いてるの?」
「は、はい!きちんと聞いてますっ!!」
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