知らない世界と学園と

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なんか変なしゃべり方になってしまった雅樹だが、大丈夫だろうか。 「さぁ、無事終わったことだし、部屋に戻りましょう」 「はい。(無事じゃないんだけど)」 一体何があったのだろう。 それを知るのは雅樹と由香、そして忘れられている赤崎のみだ。 「……俺、忘れられてるな」 見事に忘れられている赤崎だが、だるそうに椅子を揺らしている。 そんなこんなで書類を提出した二人は(属性は正直に書いた)部屋への道を歩いていった。
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