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そう考え、椅子に座って待っていると、ドアのチャイムが鳴る音が聞こえた。
雅樹がドアを開けると、そこにはやはり由香が。
「どうしたの?まだ早くない?」
「えーとね、食べるものないはずだから朝御飯どーするのか気になって来たんだ」
「あぁ、まぁ確かに食べるもの無くて困ってたんだ」
「それなら携帯端末を使えば買えるわよ?」
「え?」
「ほら、メニュー開くと食材って項目あるでしょ?そこから選ぶと食材を届けてくれるのよ」
「そーだったんだ…ありがとね由香、助かったよ」
「でもお金がないと買えないわよ?」
「大丈夫だよ。学園長がお金入れといたって書いてあったから」
その後言われた通りに携帯端末を操作すると、朝食という項目を見つけた。
なので雅樹は、自分と由香の分の朝食を頼み、夕食などに必要な食材を今のうちに頼んでおいた。
「あ、来たみたいね」
そう言ってテーブルの方を見ている由香を不思議に思い雅樹もテーブルを見た。すると…。
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