椿という名の男

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翔太という男が卑怯な男で傷が回復したら佑介にやられた奴らに声をかけて椿を潰そうとしていた。   20人以上が集まって椿を潰しにかかった。   椿はその日佑介と帰っていて2人で話ながら歩いていた。 後ろから1台の単車が近づいてきた。2人とも単車には気付いていたけど特に気にもしていなかった。単車の男は鉄パイプで椿を襲ってきた。 それに気付いた佑介は椿を突き飛ばして自分が殴られた。   『佑介ーー!!!』   佑介は手でくるなと合図を送る。 佑介の向こうを見るとかなりの人数がこっちに向かってきた。   『椿!!行け!!!これくらい俺で片付ける!お前は早く行け!!』   しかし佑介は頭からかなりの血が流れていた。 見逃すわけにはいかず椿も向かおうとした瞬間、佑介が立ち上がり、   『くんな!!お前までやられたら誰が仕返しすんだ!!』   椿はなんとも言えず佑介の迫力に負けた。   『死ぬんじゃねぇぞ!!』  そう言ってその場を去った。
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