4191人が本棚に入れています
本棚に追加
『あんた瀬戸って言ったっけ?』
『あ?そうだけど?』
ドスッ!
佑介は椿のみぞおちを思いっきり殴った。これ以上ないくらいの力で殴った。普通なら息ができなくなるくらいに苦しくなって立っていられないはずが椿は佑介の目の前で腹を押さえながらも立っていた。
『なんだこの野郎!!』
椿の反撃の一発はきれいに佑介の顔面をとらえた。
5mは吹っ飛んだだろうか。まわりにいたやつも唖然とするようなパンチを食らった佑介は立ち上がり椿に近づく。
佑介の目に見えていたのは驚いた顔をしている椿しか見えなかった。
もう反撃する力も残ってなかった佑介は結局力尽きてその場に倒れた。
最初のコメントを投稿しよう!