反逆の孤島

出撃

出撃当日

一五〇〇　相模湾
三浦半島より南に、15km

北には三浦半島、東には、房総半島、西には遠くに伊豆半島が見える。

大島等の島々からは、小規模な攻撃はあったものの、難なく東京湾の入口、浦賀水道に到達。

現在、航空機、艦砲射撃により横須賀沖展開している敵艦隊の迎撃、横須賀の空襲を実行中である。

和馬「それにしても、副艦長、敵の反撃が少なすぎると思わないか？」

敵航空機迎撃の為、空を向いた、機銃は先ほどから数える程しか火を噴いていない。

岡部「ここは、海軍のお膝元・・・一応、横須賀に入れまじと、横須賀沖で敵艦隊が、展開はしていますが、何か変ですね」

和馬「途中の島々でこの大艦隊に気付いたのだから、相模湾で迎撃態勢を整えていると思ったが・・・」

五十嵐「事前の調査では、最近日本帝国は、千葉にも飛行場を建設したみたいですが、千葉方面からの攻撃もありません」

今作戦にも五十嵐は通信士として和馬と行動を供にしている。