殿

9/10

769人が本棚に入れています
本棚に追加
/168ページ
たった、七隻で、日本海軍を食い止める。 無謀な事は、自分が一番良く理解している。 だが… 五十嵐「敵一個艦隊、こちらに向かって進行中、間もなく射程圏内に入ります!」 和馬「…よし、殿部隊全艦に次ぐ皆生きて、龍宮に帰るぞ! …作戦開始!!!」 合図と共に、七隻の艦船から、強烈な、光が発光される。 ~ 大日本海軍~ 観測手「敵の殿艦隊から、強烈な光線!前が全く見えませんっ!うっ!?」 艦長「分かっている!敵を見失うな! 威嚇でも、何でもいい!兎に角、打て!」 ~ 厳島~ 和馬「とりあえず、作戦は当たったみたいだな」 岡部「はい、対空用サーチライトを残らず、敵に向けてますからね…直視したものは、当分失明状態が続くでしょう」 和馬「全艦に次ぐ、次の作戦に移る各持ち場を攻撃、各自の判断で撤退しろ」
/168ページ

最初のコメントを投稿しよう!

769人が本棚に入れています
本棚に追加