11人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
父はちょうど一ヶ月前から沈黙を続けている…。
一体、
何が望みなのか。
何が不満なのか、
何を期待しているのか
まるでわからない。
ただ一つ言える事は、
[気持ちが悪い]
こっちを見ながらニヤける父を見ていると体から変な汗が出てくる…。
僕は父が少し怖い、そして憎い。
父は僕の恐怖する顔を見て含み笑いをする、
駄目だ、
父は理解不能だ。
一言でいうと、
やばいんだ…
この沈黙の一ヶ月のせいで僕は少しノイローゼにかかって、殺意が僕の中で揺れている…。
嫌な予感がする、
きっと物凄く迷惑な事を仕出かすに違いない…。
最初のコメントを投稿しよう!