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「楓、昨日はありがとね!グチりまくったら、すっきりしたよ(笑)楓はいい迷惑かもしれなぃけど💦」
次の日の昼休み、真奈美から、昨日の夜の礼を言われながら二人でお弁当を食べていた。
「全然いいよ!私は聞いてあげる事しかできないし…たいしたアドバイスもできなくて逆にごめんね💧」
と、答えていたら、突然
「ねぇ、楓、彼氏作らないの?」
と聞いてきた。
「彼氏かぁ~。欲しいなとは思うけど、なかなかねぇ~。真奈美ちゃんみたぃにかわいかったらすぐ出来るんだろうけど💧」
と、苦笑いで返していたら、
(いやいや…あなた充分かわいいし、もててるんだけど…やっぱ気付いてないかぁ」
とため息をつきながら真奈美は、
「じゃぁ、好きな人とか、気になる人とかいないの?」
と聞いてきた。
(気になる人かぁ。ん~。満月の人は気になるけど、これは恋とかじゃないよね…顔も見てないのに…あれは一体誰だろう?)
「…ぇで、楓!ボーっとしすぎ!誰かいい人いるんでしょ!教えなさぃ!!」
(げっ!真奈美ちゃん、怖い💦
)
「もっ、もうすぐ休憩終わりだから、戻ろう💦」
と言いながら逃げるように部署に戻っていった。
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