きっかけ

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言いながら、少し困って、眉間にシワをよせている海堂を見て、楓は一つ、わかった事があった。それは、彼は実はとても暖かな心の持ち主で、少し(かなり?)不器用な性格じゃないのかとゆう事だ。 「課長。あの、確かに、課長の前だと、緊張して、少し焦りますけど、でも、私、課長の事、怖いとは思いませんよ。」 と、満開の笑みで答えたら、安心したのか、課長も笑みを返し、食事を再開したのだった…。
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