──プロローグ──

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眼帯をつけた男は廊下をスタスタと歩きながら、洗面所まで向かった。 眼帯の男は洗面所まで来ると、近くの棚に置いてあるコップを取りだして水をコップいっぱいに注いだ。 「世話がやける……」 眼帯の男はブツブツ言いながら、水が入ったコップを手にとって部屋へと戻っていった。 「おーい!?起きたか?」 しーん 返事がない。 眼帯の男はため息をついて、彼の近くまで歩いた。 「仕方ないな」 そう言って、彼は先ほどの水を取りだした。
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