さしすせそ

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さしすせそ

さっきまで笑い合っていた彼女は  今、冷たく私を見下ろす しんじていた、裏切りは突然。  一瞬にして失くした"親友" すきだと言った同じ口で、  正反対の言葉を吐くの? せいいっぱいに張った虚勢も  空しく惨めなだけだった そらは今日も変わらず青く  眩しいくらいのその色と、  隣から消えた温もりを恨んだ (最低最悪、さしすせそ) それでもまだ、 どこか信じてる私がいる
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