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おと。は一番栄えている街へと電車で行くことにした…
《あっ、もう電車が来る》
ダダダダダ‼(全力疾走)
《間に合った‼》
ガー『乗車券をお取りください…』
《ハァハァハァ》
静かな車内でおと。の呼吸音だけがこだまする…
ドスンッ‼(おばさんの横に座る)
おと。は一人汗ダラダラ…
《熱いですね》
『…はい⁉』
《熱いですね》
今は12月…
『熱そうですね…』
《いや~電車に間に合わないと思って走ってきたんですよぉ》
大声で話す
《自転車なら良かったんですけどね、あっ、前電車と競争したら勝ちましたよ‼凄くないですか⁉》
『…凄いですね』
《実際市電は信号で止まったり、停留所で止まるから遅いですよね。以外に遅いッスよ》
運転手が睨む…
『そうなんですかぁ…ハハハ…』
《あっ、おばちゃんもう降りるのでまたね》
『…はい、さようなら…』
《いくらですか?》
『…えっ、あっ、大人は160円です…』
《はい、どうぞ‼》
『…どうも』
《よ~し、頑張って彼女探すぞ🎵》
おと。は元気良く電車から降りた…
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