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「えー!!!それで、大丈夫だったの!?」
僕とリッドは、その後アイメンに帰り、モンスターに遭遇した事をファラに伝えた。
「大丈夫じゃなかったら、今ここにいねえっつうの。」
「あ、そっか。そうだよね。…はあ…無事でよかった。」
ほっとしたのか顔が緩んだファラは、僕を見ると、「無理しちゃ駄目だからね」…と言った。
「迂闊だった。…次からは気をつけ…」
「ファラ、飯!腹へっちまって…」
「はいはい!じゃあ、オムレツでいい?」
「僕の話を聞いているのか!?」
「キール、オムレツ嫌いか?」
「嫌いじゃ無いよ!そうじゃ無くて……あーーもう!!」
アイメンにあるメルディの家は、夕日が沈む頃にはとても賑やかな状態になっていた。
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