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あっ、マイケルからだわ…
マイケル
…【あぁ~頭が、頭が痛い…
う~っ…ルアン助けて…】
…─END─
ルアン
…【マイケル…大丈夫?
また、発作が起きてるのね、
いつものように…
楽しいこと思いながら
お話するわね…】
…─END─
これは秘密の話しだから
誰にも言えないんだけど…
実は彼は超能力者なの…
始めは私も信じて無かった
そんな人と知り合いになるなんて…
海外のテレビドラマに
『ロズウェル─星の恋人』
ってあったけど、
まさか…
実際にあんな凄い
能力を持つ人が居るなんて?…
ある出来事をきっかけに
能力を使わない様にしてるらしいんだけど…
そのせいか、時々物凄い
頭痛に教われて…
そんな時も私にアクセス
して来るの…
気持ちのピュアな人じゃないと
鎮静剤代わりにならない
って彼は言ってたけど(ワラ)
こんな時、私はマイケルへ
頭に浮かぶ想像の世界を話すの…
ルアン
…【マイケル、頑張るのよ…
そこは空気が綺麗でお花がたくさん咲いてる所よ…
空は青く輝き、私は思い切り深呼吸する。するとね、お花の素敵な香で肺が一杯になり、それが血管を通り、やがて体中に広がる。私は、ここの美しい景色と一体となるの…
とても穏やかな気持ちになり、心に溜まった悪いものが、私から静かに抜け行く……
どう?マイケル、落ち着いたかしら?】
…─END─
マイケル
…【うん…だいぶ良いよ…
ルアンの妄想…
僕には凄く助かるよ…ルアン、
ありがとう…
ルアンの心にワープして来たよ…
とても綺麗で気持ちの安らぐ所だね…
ルアンには感謝してる
秘密を守ってくれて、
さらに癒してくれて…
ありがとう、ルアン…】…
─END─
ルアン
…【私は良いの、
いつでもアクセスしてね…マイケル、頑張って…】…
─END─
マイケル
…【うん、ルアン好きだよ】…
─END─
これが彼の秘密…
本当は、
もっと聞きたいこともあるけど…
いつから、なぜ封印したの?
けど聞かないでおくわ…
それは、マイケル自身の事だから
マイケルが私を必要としてくれてるから
私もマイケルの力になりたい…
そんな関係ね…
鍵の付いた日記にしか
書けない事よね。
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