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キラは記憶が戻った訳ではないが……
「あの街が燃えた」と言う言葉がキラに突き刺さった…… 脳裏には街が燃えている様子が浮かび、一時的にあの時の恐怖がよみがえったのだ……
キラ「ウワァァァ…ガアァァァ!!!!」
ガシッ!!!!
なんと、キラは突然ミゲルに掴みかかった!!!!
セシル「あなた!!!!」
ミゲル「グッ!!落ち着けっ……離すんだ!!」
キラ「グアァァ……」
ミシミシ……
ミゲル「な!なんて力だ…こいつ!!」
思いもよらぬ力にミゲルは怯んだ……
パシッ!!
なんとか手を払いのけ、ミゲルは構えた!!
セシル「あなた!!何を……?」
ミゲル「今のままじゃラチがあかん!!一度気絶させる……」
セシル「やめて!!あの子怪我してるのよ!!」
ミゲル「じゃあどうしろと言うのだ!!」
しばしの沈黙が流れた……
キラは今にも襲いかかろうとしている……
セシル「私に……任せて……」
ミゲル「何だと!?」
セシルはキラに向かって静かに歩いて行った
ミゲル「おっ……おい!!」
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