物語の始まり… 閉ざされた記憶

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キラ「ガア…ァ…ク…クルナ!!」 そんなキラの言葉も無視をし、真剣な眼差しで歩み寄ってくる…… ミゲル「待てセシル!!今のあいつに何を言っても無駄だ!!戻って来い!!」 セシル「……………」 ミゲルは必死に止めたが無駄だった…… キラ「クルナ…クルナ…クルナァァーーーー!!!!」 ついにキラはセシルに向かって殴りかかった ミゲル「セ…セシル!!!!」 ミゲルは阻止しようと動いたが間に合わない!! しかし……その時!!!! ふいにセシルは足を止めた キラ「ギッ!?」 それと同時にキラも止まった… ミゲル「何だ…!?何が起こった!!」 セシルは優しい表情でキラをみつめた……そして…… ギュッ!!!! キラ「!!!!」 キラを力いっぱい抱きしめた…… その顔は涙で濡れていた…… セシル「よほど……辛い事があったのね…?よほど怖い思いをしたのね…?でも大丈夫!!私たちはあなたの味方だから… 私たちが守ってあげるから……」 ミゲル「セシル……」 だんだんキラの目にも涙が溢れてきた…そして…… キラ「ウゥ…ウワァァァーーーー!!!!」 キラはセシルに抱かれながら大声で泣いた… どうやら正気に戻ったようだ……
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