物語の始まり… 閉ざされた記憶

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そしてその時、キラは異常なほどに震えだした…… さらには頭を押さえつけ、苦しげな声をだしながら、床にうずくまってしまった…… キラ「ウゥ…アァ……」 セシル「ちょっ……どうしたの?大丈夫?」 キラ「アァァ………!!!!!!」 セシルの言葉は最早届いていなかった…… ただ苦しみ続けるキラにセシルはなす術はなかった…… その異変に気付いたセシルの夫ミゲルはすぐさま部屋に駆けつけた!! ミゲル「どうした!!何があった?」 セシル「あなた!!この子が何故かいきなり苦しみだしたの……名前を聞いた途端に……」 ミゲル「聞いた途端に…? どういう事だ?」 セシル「名前を聞いたら……分からないと言って…突然苦しみ出して……」 セシルはついに涙を流し始めた…… キラが苦しんでいるのは自分のせいだと思ったからだ…… ミゲル「記憶喪失……か? まさかあの街が燃えた事に関係が……?」 キラ「!!!!!!」 その瞬間キラの目が見開いた!! ミゲル「!?」 キラ「ウワアァァァァァァ!!!!!!!!!!」 ついには、キラは半狂乱に陥ってしまった……
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