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そろそろイベントへ行こうと幹事が言った。
赤い顔をしたみんなが席を立つ。
外に出ると
イベントにいかないで帰ると言う人達が3人いた。
彼女はまだ悩んでいた。
あたしは
とっさに彼女の服をつかんで言った。
「一緒にいこう?ね!
行こっ!」
必死すぎる自分が恥ずかしい。
思った瞬間袖を手から放した。
彼女は
う~んと言いながら
「じゃぁ...」
と言ってくれた。
一緒にいれる。
嬉しくて
嬉しくて
幸せだった。
帰るみんなとバイバイをしてから残りの5人で2丁目のイベントへ向かった。
その時あたしは彼女の隣をさりげなく歩いた。
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