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今まで気を張ってきたからなのか
体の力が全部抜けたみたいにヒョロヒョロになった。
「自信があったなんてどこの誰が言ったっけ」
あたしはあたしにいった。
ほんとは
自信があったなんて自分に言い聞かせているだけで。
彼女は遠距離で寂しいだけなのかもしれない。
何度思った事か。
いつ飽きられるか
いつ捨てられるか
そんな最低な事、頭の中で毎日考え悩んでいた。
でもあたしは
そんな不安があったからこそ
嬉しくて
嬉しくて
仕方がなかった。
勢い良く彼女に抱きついた。
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