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死んだ後の話
これから話す話は、死んだ後の話です。
皆さんは死んだことがありますか?
ありませんよね?
まれに蘇る人がいるとかいないとか…
もし今死んだらあなたはどうしますか?
急な死であると、ほとんどの人は自分が死んだことに気がつかず、死んだ当時の行動を繰り返していると聞きました。
まぁそれは人それぞれでしょうが…
親より先に死んだ子供は、三途の川の辺で石を積み重ねなければならないと聞きます。
しかしあと少しというところで鬼がきて崩されてしまい、積んでは崩され積んでは崩されの繰り返しをするそうです。
死んだことを受け入れると、三つ条件がでてきて一つ目は、天国へ行く(成仏)。二つ目は、やり残したことをしてから成仏をする。三つ目は、一人の人間を地獄に落として自分も地獄に落ちる。…だそうです。
また、自殺した人に関しては、親から貰った命を粗末にした罰として地獄に落ちる。
地獄では生きていた時よりも辛い目にあい生まれ変わることもできないらしい。
しかし、一度死んだはずなのに生還した人がいました。
これは母から聞いた話です。
知り合いの寺の奥様が、交通事故に遭い、しばらくして心臓が停止し、死亡が確認されましたが、葬式前夜に生き返ったのである。
当然棺桶から死体が起き上がったので皆さん驚かされたそうです。
それから、奥様は意識がない間何をしていたのでしょうか?
奥様は、気がついたら永遠と続く階段を下っていました。
下っているとき、家族や医師たちの声が聞こえたそうです。
私は生きてるのに‼と、どんなに騒いでも声は届かず意識は戻らない。その時奥様の母は唇が(奥様の)が乾くのを麗わそうと濡れたガーゼで唇を拭いていたのですが、拭かれている感触はあり、それが嫌で嫌で仕方なかったそうです。
しばらくすると、医師のご臨終という声が聞こえ、生きているのにと身体を強く動かすが目は覚めず、棺桶に入れられてしまい、もう駄目かと思ったとき、階段の下の方に白い光が見え、出口ではないかと必死に階段を下ったそうです。しかしなかなか出口にはつかず、また諦めかけたが、生きたいと強く心に思ったら、目が覚めたそうです。
奥様は後々、自分は意識が戻ったが、ひょっとしたら声も聞こえてて意識はある(死んでいるが)が目が覚めず火葬されてしまう人もいるのではないかと思ったそうです。
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