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家に着くなり着替え、バイト用の鞄を持ってまた玄関の戸を開ける。
そしてまた自転車に乗り込む。
ファミレスのバイトは高校に入ってすぐに始めた。特に人気な店舗でもなく、平凡だった。
夜10時に営業を終え帰宅。また今日も終わる。
ほら。いつも普通だ。変わり映えない。平凡な生活の繰り返しでしかない。
また明日も来る。そして明日も日にちや時間割が違うだけで変わらない。
こんな生活を生活と呼ぶか。青春はどこをほっつき歩いているのか。
俺には振り向かないのか。
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