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「ほぇっ?」 みんなから見えないところにいくと、急に心先輩に腕を掴まれる。 「オレ、ずっと気になってたんだけど…」 心先輩の伏せていた顔が上がり、ボクの目をガッチリ捉える。 「な、なんですかぁ?」 「お前の首……それ、キスマークか?」 急いで首を心先輩に掴まれていない左手で隠す。 「それと」 まだなにかあるのかと、心構える。 すると、心先輩がボクのYシャツの袖を捲りあげられる。 「わっ!ちょっと」 「…これ、同じ内出血でもキスマークじゃない。打ち身?アザ?」 顔を伏せて黙ったままのボクにさらに言葉をかけてくる。
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