さき

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『スイーツ』 また一日が始まった。めんどくさぃなぁ…。 「さきさんぉはよう」 「…ぉはよぅ(にこっ)」 「ぉはよぅさきさん」「ぉはよぅ」「ぉはよぅ」… … はぁ…しつこいなぁ。 「さきさん…これ…」 手作りのぉ菓子。これも結構日常茶飯事。 「ありがとぅ…帰ったら食べさせてもらぅょ(にこ)」 うれしそぅに席に戻る子に軽く目でぁりがとぅのサインを最後する。 この態度がめんどくさぃを呼ぶのはわかっているが、別に嫌ではなぃ。それに… 「さきさん…またぉ菓子もらったんですか?」 りんが目をハの字にしてぃじけながら向かって来た。 「だって、くれるんだから仕方なぃでしょ?ダメかしら?」 この子をからかうのは結構楽しいし、退屈しなぃ。 「じゃぁ…私も明日何か作ってきます…」 「何で?」 「私も……さきさんに食べてもらぃたぃから…(しゅん)」 「…。」 「…うそだょ。」 それに…人気のおかげで、この子の手作りのものを食べられるよぅになったから…。 「かなり甘いのよろしく」 「ぅんっ///」
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