暗雲

3/5
前へ
/44ページ
次へ
休憩時間、おばちゃんBに話を聞くことに… 沙織「英明の話って何?」 おばB「その様子じゃまだ、聞いてないね!」 沙織「だけ、何が?」 おばB「英明君は独身やないよ!!」 沙織「えっ⁉」 おばB「配課長に聞いてね、私も、あんたと付き合いよーけん、嘘やろうと思ったけど、気になったけ、本人に聞いたとよ!」 沙織「…」 おばB「そしたら、本当のことやった。詳しいことは聞いてないけん、あんた帰りに自分で聞きなさい!!」 沙織「…わかった。…」 私はショックのあまり、誰が見てもわかるくらい暗い顔をしていた。 由美「どーしたん?何か急に元気無くなったやん。」 沙織「うん…ちょっとね…」 由美「おばBさんに何か言われたと⁉」 沙織「今は話したくないんよ。ゴメン。落ち着いたら話すよ…」 由美「わかった。今は聞かない!」 沙織「ゴメンね…」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加