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学校のチャイムが鳴り響く。生徒たちは席につく。担任の先生からの一言・・・
「今日はみなさんにとても悲しいお知らせがあります・・・畠瀬君がお父さんの転勤の都合で学校を転校することになりました」
みんなはただ唖然としているだけだった・・・
俺は率先して何か言葉を出そうとしたがあまりいい言葉が思いつかないまま咄嗟にこういった。
「みんな・・またどこかで会おうね!」
しかし仲間との別れにもかかわらず、涙のひとつもでなかった。
後の両親の葬式と同じく。
そして年月が過ぎ・・・・
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