心の中に…

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いつもと同じ朝 ただ いつもと違うのは 君と喧嘩をしたまま 家を出た事…。 僕はビルの屋上で 仕事をしていた。 君の編んでくれた ミサンガが急に切れた… ゆっくり 落ちていく ミサンガを不思議な気持ちで見ていた… 時計が目にとまった… 10時をさしているのが 見えるのと同時に 涙が頬を伝うのを 感じた…。 君が押し入れで泣いてるのが見える…。 喧嘩したからかな…。 違う… 落ちたのは 僕だからだ… ごめん… 喧嘩なんて しなければよかったね… もっと… 君に伝えておけば よかった… 君が側にいてくれる だけで幸せだった事… 子供みたいな君が とても 愛おしかった事… いつも 君が作る料理は とても 美味しかった事… 僕の為にぃろぃろ してくれてた君に 感謝していた事… そして… 君だけを心から 愛してた事を… 君は僕を忘れられる? 忘れられないよね。 君も僕の事を 心から愛してたもんね。 自惚れかな(笑) 僕は君の心の中に 生き続ける…。 想い出にできるまでに 時間がかかるかも 知れなぃ…。 でも… 頑張って… 君なら乗り越えて くれると信じてる…。 そして… 僕の自惚れじゃないなら… 赤い糸の変わりに このミサンガをつけて… 君と愛しあいたぃ… 何度生まれ変わっても
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