1章 

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野球部の朝練…… 「ちょっと投げてみてよ?」 先輩からボールを渡された。 めんどくせ~~… でも投げないわけにはいかないし… 「あ!はい」 祥は、内心かなりめんどくさかったが 先輩の頼みとなりゃ断れない… 10㍍くらい先で先輩が手招きしてる! 祥は、先輩に向かって思いきり投げた!! シュルルル~…… パン ザワッ 「あいつ中々速い球放るじゃね~か?誰だ?」 「おい!こうき!こいつ誰だ?」 先輩達は、祥の球を見て驚き こうきに 祥についていろいろ聞いていた。 巧喜とは本名、富川巧喜。 祥とあつしとは同じクラスだ。 ちなみに、落ちこぼれ四天王の1人でもある。! 運動神経は中の上だが野球部では、2年生ながらクリーンナップを打つ程の打力を持つ!野球部の中心メンバーだ! 「おい!いきなり本気で投げんなよ!怪我するぜ?まずは、軽く投げろよ」 「あ!はい。すみません」 キャッチボールをしてくれている先輩に注意された。 先輩に言われるまま、キャッチボール→ダッシュ とアップをすませた。 「よし、そろそろ本気で投げてみるか?」 「はい!先輩」 「ハハハ、まあそんなに緊張するなって。あと俺の名前、原だから… 覚えててな」 「はい。原先輩」 ちょっと待て! 原……?はら!? そういや巧喜に聞いた事ある。 俺らの学校、曽天中学校の4番だ! 4番とは、野球の攻撃面で一番中心となる打順だ! しかも、県の中でも有数のバッターらしい。 詳しい事は、分からないけど… すごい人らしい… 祥は、先輩に向かって思いきり投げた。 シュルルル~~…… バン 「いい球じゃん!ほらもう1球。」 そう言い、原先輩はボールを返してきた。 「いきます!」 投げようとしたが……
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