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ピロロロロ…(たかし)
ガチャ…「もしもーし」
たかし「着いたでぇ」
なおひさ「了解や。出るわぁ。」
たかし「はーい。」ガチャ…
階段を降りるとたかしのボロい車が止まっていた。
ボンっ!!俺は軽くドアを蹴り助手席に乗り込み、
あまり人気がない山の駐車場へと車を走らせた。
たかし「なぁ?」
なおひさ「なんや?」
たかし「最近思うねんけどなぁ、もぅ23やねんし、しっかりせなあかんのちゃうかなぁって思うねん。」
なおひさ「まぁなぁ…、まぁ俺いつでも死ぬ準備は出来てるからなぁ。楽しい事今までやりまくって来たし、いつ死んでもえぇわ。」
たかし「マジで!!ほな今から事故るわ。」
なおひさ「アホか!死んでまうやんけ!」
たかし「いつ死んでもえぇ言うたやん。」
なおひさ「アホか!予告されて死ぬんは嫌やねん、ふいに死ぬんはえぇけど。」
たかし「なるほどなぁ…」
そんな下らない話しをしてる間に目的地到着。
早速たかしがポケットからマリファナを取り出して吸い始めた。
俺も釣られて一緒になって吸い始める。
マリファナは麻酔効果が含まれているため体の感覚がおかしくなる。その為10分が1時間に思えてしまう。
たかし「タニージャ今何時?」
なおひさ「今12時30分や…」
たかし「マジで!まだ20分しか経ってないやん。もぅ二時間位経ってるか思ったわ。」
なおひさ「まぁなぁ…それより警察こんか心配やわぁ。」
たかし「大丈夫やって、来たら一緒に楽しんだらえぇねん、一緒にやろう言うて」
なおひさ「アホやろ!捕まるわ。ヤバちょっと眠たなって来たわ。」
たかし「そやなぁ、ちょっと寝よか、このまんま運転したらそれこそ天国行きやで」
なおひさ「地獄かもな…」
言いながら俺達は仮眠をとることにした…
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