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お日様の強い視線は後ろめたく
お月様の優しい光のレースを纏わなければ
地面にも足跡を付けれない私が
夜道を歩き出した
月光に足跡の残像を残しながら
ゆっくり
ゆっくり
何処へ行くでもなく
ただ
ただ
地球の息を音楽に歩き
とおい
とおい
星屑の歌声を鑑賞していた
夜がこんなに愛しいとは
夜がこんなに賑やかとは
夜がこんなに哀しいとは
全く知らなかった
もう一度
この狭い空間を逃げ出したい
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