父の死

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父の死

あれから数日間がたった。良平の気持ちは変わっていないらしい 静香 『ねぇ!!この前格好いい子見つけちゃった…』 友達と話しているのを俺はボーっとしながら見ていた ありさ 『何見てるの??』 いきなり声をかけられた 赤城 『えっ…いや、別に…』 ありさ 『そんなびっくりしなくてもいいじゃない!!…静香ちゃんの事好きなんでしょ!?あんな可愛い子いないからなぁ』 突然良平が入ってきた 良平 『コイツ一目惚れしたんだってさ!!』 ありさ 『赤城君の嘘つき!!』 赤城 『良平の馬鹿!!…嘘っていうか…その…』 ありさ 『冗談よ!いいなぁ、一目惚れかぁ』 良平 『俺も好きな人つくりたいなぁ』 赤城 『良平、お前ありさの事好きなんじゃないの??』 この前二人だけで話した事を滑らしてしまった 良平 『言うなよ!!』 ありさ 『うちも良平君の事すきよ?』 良平 『マジで…??』 赤城 『なんかいい感じじゃん。ていうか元カレの前で堂々というかね??』 ありさ 『冗談よ!!恥ずかしい』 良平 『なんだ、期待したのに』 ふてくされてしまった 気まずくなってしまった その時 静香 『何しんみりしてんの??』 相変わありさ 『ちょっとね』 静香 『つまんないの』 良平 『まぁ、いいじゃない!!』 静香&ありさ 『だよね』 ガララッ 突然教室のドアが開き 先生が入ってきた 那須川先生 『赤城君、ちょっと職員室まできて。大事な話があるから』 赤城 『あっはい、分かりました』 良平 『何々??なんで呼ばれてるの?』 赤城 『知らない』 何かあったのかなぁ 妙な胸騒ぎがする ありさ 『何かあったのかなぁ』 良平&静香 『知らなーい』
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