神々の犯した罪

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神と天界人が住んでいる天界と、人間達が住んでいる人間界の二つの世界がある。 人間界には時空がいくつもあり、次元がずれているため、住む人や住んでいる時間軸が違う。 天界には、天界人と神が住んでいる。神は人間や天界人より寿命は長いが、天界人は人間より少ししか長く生きられない。だが、人間には使えない『魔法』という特殊な力を持っている。 そして天界には沢山の神がいた。 全てを司り、人間界、天界をも支配する空の神。 天界と人間界の堺いの門を管理し、天界人が人間界へ下る許可を与え、空の神のサポートをする天界実力No.2の現実の女神。 天界が危なくなった時にだけ救世主として現れる伝説の神。 その伝説の神と対になる存在…邪神。 そして、神より遥かに長く生き、誰よりも優しく気高い竜の化神。 そんな天界と人間界は一つの門でつながっている。そして、天界人と人間には同じ魂の持ち主が必ず存在する。 天界人が人間界へ行く事は可能なのだが、人間が天界へ来るという事は稀だった。 門は天界側からしか開かないため、開いた瞬間に飲み込まれ、巻き込まれてしまうなど、余程の事がない限りは天界へは来られない。 だが伝説の神は、天界人と人間のハーフの子であった。これは昔からずっと決まっている血の絆… 変わらない、変わる事のない伝説の血…
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