やどり木

どこかの誰かが吐いたウソは
どこかの青空で羊雲になって
誰かと走りだした…
どこかの誰かが流した涙は
どこかの夜空で流星になって
誰かの夢を叶えた…

誰もが持ってる黒い部分傷つけたり
傷ついたり

それは誰がせめれるの？光もある人間を誰がさばけるの？

どこかの誰かがつぶやいた夢は
種となり
大樹となり
誰かを支えるやどり木となった…