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「孤島 カナリア」
「ふざけてるよね!」
さすがの?敦も少女の顔を至近距離で覗き込む
「敦! ふむふむ・・・本名?」
「そうかも カナリア いいでしょ 携帯
頷きながら礼二郎はカラフルなメモ用紙を受け取って確認して
「コーヒーは、飲める?それと高校生ですね」
「わっ探偵さんコーヒーくれんのぉ 飲むぅ! 青薔薇高校17歳よろしくぅ」
保っていた冷静さを少し失いかけて礼二郎は吹き出すにやりと微笑していはい 特製 青春コーヒー!」
会心作をあまり感動を見せないで口にするふたりに敦は期待を裏切られてしまい、肩を落としてしまった
「美味しい お笑い系さんは助手?」
「褒めていただいてども 高橋敦 助手です」
「雪やんだね」
一見どこにでもいるくったくのない女学生だが 何かがフラッシュバックする礼二郎は瞬きを3回繰り返した
衝撃に似たものでなければ脳裏にフラッシュしないはず、この少女の過去?
扉がノックされる音に
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