礼二郎と敦と○○

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3人が振り返る いち早く走り寄ろうとするカナリアを礼二郎は制止、「高校の制服はちょっと・・」 その言葉には足を止めることなくドアを開いていた 「探偵事務所ですか?」 「はいっ!」  そのサービススマイルはいらないから・・汗が額に噴いてくる 「ねっお茶でいいの?」 すでに自分のポジションを乗っ取られ気味の敦はつられて頷く 「榎本さんですよね、貴方が出した資料のせいで仕事を失った者です」 しばらく沈黙の時間が過ぎていた 呼吸がとまったかのような 「松下亨ですよ 覚えないですか」  
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