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[香織]
『大太なーに?
あっ!!
もしかして告白?
なーんてね…』
[大太]
『冗談いってないで
どうしたんだよ
今日のおまえなんか変だぞ何かあったのか?』
[香織]
『別に…
何もないよ…
いつもと変わらない
香織だよ』
[大太]
『将人も心配してるし
俺達いっつも一緒にいた
何があっても一緒にいた
幼なじみだろ
この歳になっても三人いつも一緒にやってきたじゃないか?
何か悩んでるなら俺達だけにも話ししてくれたらいいのに』
[香織]
『大太…
言いたくても言えない事もあるんだよ…
私、女だよ…
私の悩みなんてたいしたことじゃないから大太気にしないで
いつも心配してくれて
ありがとね…
私達はいつまでも
幼なじみ仲間だもんね
大太は昔っから
私をどんなことがあっても見放したりしなかった
いっぱい私を守ってくれたよね。
大太にはいつも感謝してるよ』
[大太]
『ホントは心の中まではわからない
でも香織無理するなよ
いつでもおまえの話しぐらいなんぼでも聞いたるさかい将人に相談するか俺に相談するかしてな
いつもおまえの力になれてるかはわからないけど
話ししておまえが楽になるなら話ししてくれな』
[香織]
『ありがと大太…
グスン…』
[大太]
『香織泣くなよー』
[香織]
『泣いてないわー
ほら早く仕事もどらないとまた店長に怒られるで!』
[店長]
『コラー!!音花!!』
[大太]
『ヤッベー!!
スープに火をかけっぱなしだった
香織俺厨房戻るわ』
僕は急いで厨房に戻った。
[香織]
『急げー!!』
(だからって私が大太の事好きだななんて言えるわけないでしょ大太のバカ!!でも大太ほんと優し過ぎるよ…私じゃだめなのかな?でも桃ちゃんには勝てないな…)
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