第一話 真夜中列車

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いつの間にか気を失っていた… さっきのは夢だと信じつつゆっくり無人のホームに降りた… そこで私が見たものは… 電車の車輪に足が挟まり…下半身から無い明らかに女性のだと思う体の一部だった… 腰が抜けたのと同時に 怖くて動けなかった… 数分立ち見ても落ち着いてきた頃…一番先頭の車掌室の窓が北風に吹かれ開いたり閉まったり… 風がふくたび「キィッ…キィッ…」と音がする… 何かが気になり見に行ってみると……! 絶句した…あまりの光景に… 電車の運転手は白目を向き体の至るところははがれ 下半身と上半身が綺麗に別れていた… あまりの悲惨な場所に綺麗な星空…じっと見上げているとさっきは無かった血で書かれた文字… 「ツギハ…アナタ…」 怖くなって飛び出すと 黒い列車の上に… 上半身だけの女性が ニタァッーと笑ってこっちを見ていた…
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