怪盗と黒猫

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怪盗と黒猫

“スミレ”とディオが出会った次の日。 『スミレ!おはよう!』 あの夜より、すっかり打ち解けたスミレとディオは四六時中一緒にいるくらい仲良くなった。 『やぁ、ディオ。おはよう。』 金髪の少年、“スミレ”もディオに笑顔で返す。 『ねぇ今日は何して遊ぶ♪』 楽しそうに話すディオに、“スミレ”は、 『う~ん…そうだな…今日は、草笛でもしようか!』 にこりと笑い、ディオに言えばディオは直ぐ様笑顔になり、 『草笛っ草笛っ♪…ところで草笛ってなぁに?』 最初こそは、はしゃいでいたものの、どうやらディオは草笛を知らないようだ。
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