怪盗と黒猫

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『ははっ!ディオは草笛を知らないのか。草笛って言うのはね。』 っといい、“スミレ”は手頃な葉っぱを手に取ると、息を吹き掛け綺麗な音色を奏で出した。 ~♪ ~♪~♪ “スミレ”が吹いている間、ディオは耳をピンと立て、聞き入っていた。 『すご~い!スミレ凄い!僕にも吹けるかなぁ!』 “スミレ”が吹き終わるどディオは、直ぐに“スミレ”に近より自分にもできるのかを質問した。 “スミレ”は笑顔で、 『うん。少しコツがいるけど、ディオならきっと直ぐに吹けるようになる。』 その言葉を聞き、ディオは早速一枚の葉っぱを手にとると、息を吹きかける… ~ ~~ 『……スミレ音がでないよ…』 が、どうやら、音が出なかった模様。
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