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「すみませんっ」
「あっはいっ!!」
若いスーツをきたチャラそうな男の人2人がやってきた。
「リリさんいる??レビアンですっ」
「…あっ…え…はいっ」
あたしはそのとき目を疑った。その場で固まってしまった。
それは彼らのうちの一人がさっきの有賀だったのだ!!
有賀!?なんで!?
あたしは心の中で叫ぶ。
「リリさぁ…ん??」
突然の出来事にあたしの声はうらがえてしまう。
「ハイ??あっ龍と俊じゃない。レビアンの売り上げね。どんな感じ??」
リンさんが龍さんと呼ばれる人と話し込み始めた。
そのとき有賀がツカツカとあたしの前に歩いてきたのだった。
「ふ~ん…。やっぱね~。最近注目されつつあるかわいいホステスねぇ…。レビアンでも人気なんだよみゆきさん…。あっ違うか。ねぇ??朝倉夏架さん??」
にっこり笑って有賀がいう。
「へっ…あ…え…」
あたしはとまどいを隠せなかった…。
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